映画

今日は少し前から気になっていた『私の頭の中の消しゴム』を観に行って来ました。公開2日目の日曜日なので混んでるかな?と思いきや、客席の半分ぐらいしか埋まっていない。客層は、20代のカップル、40・50代の夫婦(韓流好き?)が大半。
そういえば、『きみ読む』もアルツハイマーを題材にした作品だったな。
ソン・イェジン演じるスジンは、不倫逃避行失敗の後、一人の運命の人と巡り会う。幸せな結婚生活が続いて行くと思われたが、若年性アルツハイマー病に侵され、自分の事も誰だか分らなくなり、最後には最愛の夫をも忘れてゆく・・・

徐々に忘れられていく中で、時折舞い戻る宝物のような記憶。でもそれはほんの短いひと時で去っていってしまう。

手紙を残して夫チョルスの元から居なくなるところから、この物語の世界にグッと深く引き込まれてゆき、最後の『ここは天国なんですか?』とスジンが言ったシーンでは思わず(TдT) 病院の先生、大工の師匠、そして家族。周りの人々の絆の強さに感動!!!
次は心理描写や演技の細かいところを、もう一度観てみたい。
心に残るなかなかの作品だと思いました。
が、気になった点もちらほら。後半の執拗に殴るシーンにあれだけの時間を割く事は必要だったのか?・・・とかね。この映画は、例の件もあり賛否両論あるでしょう。
初めて観られる方は、先入観無しにこの映画を観られる事をお奨めします!


気に入ったシーン
スジンからチョルスへの手紙

ごめんなさい 本当にごめんなさい 傷つけたくないのに・・・ あなたは今泣いてるでしょ? 泣かせたくないのに 悲しむ姿は見せたくないのに 幸せにしてあげたいのに 私があなたを苦しめているのね
チョルス 愛するチョルス 誤解しないでね 私はあなたを愛してる
私が覚えているのはあなただけ 私の心のすべてを伝えたいけど 記憶が確かなこの時間にどう伝えたらいいのか焦ってしまう
スジンはチョルスだけを愛しています それだけは忘れたくない 忘れない
あなたも私の想いを感じてくれてるでしょ?
記憶が消えるのが怖い 私の気持ちを全てを言葉にしたいのに
愛してる ごめんなさい
健忘症だから出会えて 健忘症だから姿を消すわ
あなたに会えたことは 人生で一番の幸せ あなたは天がくれた一番大切な贈り物
記憶は失われるけど あなたは私の体に息づいている
あなたのように笑って、泣いて、香りを漂わせているの
たとえ記憶が消えても私の中のあなたは消えないわ
一度も”愛してる”と言ってくれなかったけど 私を愛してることはわかってる
だから私のわがままをどうか許してね

ペ様のファンでもないし、内容に魅かれないから『4月の雪』は観てない。
が、今作品で初めて見たソン・イェジンは(≧∇≦)b
さて早速メイキング集を買ってくるとしよう。

私の頭の中の消しゴム ナビゲートDVD ~君が僕を忘れても~

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ちなみに、さやぽが絶賛していたから観に行ったわけじゃありませんので、あしからず。(ふるさとさんのblogをみて初めて知りました。)
exciteblog全然チェックしてないや。